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火災を感知する重要な器具、感知器について②

皆様こんにちわ、久しぶりの更新となりますが、
前回は熱で火災を感知する「熱感知器」を紹介させて頂きました。

今回は二回目の感知器の紹介ということで、
煙で火災を感知する「煙感知器」を紹介させて頂きます。

煙感知器にも種類が御座いますが、今回は一般的によく使われている
「光電式スポット型感知器」というものを紹介させて頂きます。

外観は以下の通りで煙が入り込む網のようなものが有るのが特徴です。
また、露出型が多く使われていますが、埋込型といったものもあります。

「光電式スポット型感知器 露出型」

「光電式スポット型感知器 埋込型」

動作原理は以下の画像のようになっています。

上記画像の通常時の状態に、煙が感知器内部に入ることによって、
感知器内部の発光部から放射している光が煙に当たって反射し光が散乱します。
散乱した光が感知器内部の受光部に当たることによって、
感知器が動作するといったものになります。

受光部に光が当たると動作してしまう為、
火災やタバコ等の煙のみならず、
感知器内部に溜まった水蒸気などでも動作してしまう可能性があり、
誤作動の原因となりえるので注意が必要です。

公共施設で設置されているのをよく見かけると思います。
主に階段、廊下通路、地下階、11階以上の階、等に設置されている為、
気になる方は確認して見るのも面白いかもしれません。

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